ご挨拶

舎長の写真
舎長(しゃちょう)近影

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 「いやなことは、やらない」これが私の信条です。

 

  別に宗教家ではありませんが、これが自分を、そして

日本を 救う言葉だと信じています。

 

 わたしは、疲れ果てた日本にとって、瀕死の状態にある「ふるさと」「田舎」「さと山(里山)」を再生させることが本来の日本を取り戻していく、唯一の方法であると確信しています。

さと山で遊ぶ。

さと山の風景 集落があり田んぼが広がり、山がすぐ近くにある
さと山の風景 集落があり田んぼが広がり、山がすぐ近くにある

 日本人は、家族総出で畑や田んぼの世話をし、四季それぞれに野山で遊ぶ、「さと山」は共同の作業場でもあり、遊び場であるとともに、癒しの場でもあった。田畑は真剣勝負です。人より大きいもの、味のいいものをめざし、生活していかなければなりません。しかし「さと山」は、別勘定でした。たとえば燃料や山菜など山の恵み、生活のさまざまな材料など日々の暮らしを支えている一方、実は近くにあって心身ともに憩いの場所だったのです。

 

 今や畑や田んぼが会社で働くことに変わった現在、本当に休むことの出来る場所があるのでしょうか?

 

 「さと山」で一日、義務や権利や上下関係全てのしがらみを捨てて、やりたいことだけをして遊ぶことが、傷つき疲れた日本の本来の生命力を、蘇らせることにもなるのです。

そして、「さと山」が復活すれば、ふるさとが復活していくのです。

 

 私は、「里山」を現在人の憩いの場として、親しみをこめて「さと山」と呼んでいます。

 ここには、義務も権利もありません。

 でも、いろんなやりたいことがあります。

 別に私が用意したものではありません。

 やりたい人たちがやりたいようにやっているだけです。面白そうなら手伝ってみればいい 

 のです。

 

 さあ、疲れたお父さん、お母さん、子供たち 

 「さと山」に遊びに来ませんか?

さあ、いっしょに遊びましょう

 しかしながら、相手は、自然です。蜂もマムシもいます。また、農具は刃物です。

自分が気をつけないと怪我をします。

 

本気で、やりたいことをやる。 危険なことは、自分にも、相手にもしない。

好きなことをやるのは、自分勝手や他人に迷惑をかけることではない。助け合う、一緒に喜ぶことだとわかってくるでしょう。自分の心と体が蘇ってくれば、怪我をすることもなくなるでしょう。

 

最初は先輩たちに聞いてみればいいでしょう。

誰が先輩かだって? たぶん、見ればわかりますよ。

 

 さあ、一緒に遊びましょう。